それでも、海は碧く碧く美しかった。

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今週火曜日のことですが、
私たちと両親とで、石巻を通り、女川と鮎川に行って来ました。

「自分の目でちゃんと見ておきたいから、いつか・・」と、頼まれてもいたので。



震災直後、私は津波の被害に遭った所に行ったことがありました。

私は戦争を映像でしか知らない世代ですが・・
「まるで原爆を落とされたみたい!」
そんな衝撃を受け、涙が流れました。


今は、
津波の被害に遭った建物の多くは撤去され、空き地となった場所に植物が茂っているんですよね。
そうすると、その景色がちょっとだけ優しく見えたりもする。

以前はどんなだったかを植物たちは覆い隠す。。



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ここは女川。

2011.3.11の震災より約ひと月前、この地にドライブで訪れているので、よく覚えているのですが・・
ビッシリと建っていた建物が、何もなくなっている。

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そんな中に、まだ撤去されず、横転したまま残された建物。 



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こちらは鮎川。

ホエールランドの建物だけは残っていましたが、
去年2月に(→)美味しい食事をいただいたお店も、お土産屋さんも、跡形もなくなっていました。

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ただただ、海は碧く美しかった。



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この海岸は去年もニコと歩いたし・・

そういえば、ファンキ~を迎えた日(=出逢った日)にも、その前にキャバとこの海岸で休憩した事を覚えてる。
きれいな海岸だったのに、

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津波が松林の根元を洗ってしまったんだね・・。

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もう何年も前に、宮部みゆきさんの小説を読んだ時、
「人生には3つの坂がある。上り坂、下り坂、そしてマサカ」というくだりを読み、なるほどと感心したものだったが・・


2011.3.11の震災の中で、私もマサカの恐怖を経験したと思う。
「必ず来る!」と言われていた宮城県沖地震がこんなに凄いものだったとは、というマサカ。

それでも、この日見た景色の中(や、まだまだ多くの同じ様な場所・・)にいた方たちの事を思えば、
私が感じたマサカなんて、微々たるものだったという事を痛感する。

車の中、母が、「同じ震災でも、津波に遭った人達とそうでなかった人達では違いが大き過ぎる」と・・
そうポツリと言ったけれど、

本当にその通り。


写真には残さなかったけれど、
瓦礫の山はまだまだ高いし、
津波に飲まれた車も山になっている。
その中にある哀しみは、計り知れない。


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それでも、
この日見た海は、

目にも心にも染み入る様に、
碧く碧く美しかった。



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昨日の記事にいただいたコメントのお返事も、申し訳ありませんがまだ書けていないので・・
本日のコメント欄は閉じさせていただきます。
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by funfunniconico | 2012-09-22 20:31 | 日常あれやこれや・・ | Trackback