脊髄空洞症

前回、
この病気の事を載せた時に・・・
「雑誌でも、この病気を取り上げる動きがあるそうです。」
という様な事を書きましたが、

今回、
誠文堂新光社さんから出版されているDOOG FAN 2月号
記事が載りました。 (2009年1月14日 発売)

多発する「脊髄空洞症」という病気・・というタイトルで、
4ページにわたり、症状、治療、対処法などが載っています。

やはり、
好発犬種として一番に挙げられるのはキャバリアらしいのですが、
他のさまざまな犬種も、好発犬種の中に含まれています。
犬種によって発症する年齢に特徴があるそうで、
キャバリアが発症する平均年齢は、5歳2ヶ月との事。

症状としては、
急性のものも慢性のものもあり、
急に進行するものと、まったく進行しないものもあるそう。
多くの場合は、症状は軽度か無症状だそうです。

治療に関しては、
確立された治療法がまだ存在しないというのが現状だそう。
今後、この病気に対しての研究が進めば・・・という段階らしいです。


では、なぜこの様な病気の問題が出て来たのか・・・

記事の文章を抜粋させていただきます。
「人間では道徳上も健康上のリスクからも許されていない近親間での営み。
純血種のイヌではドッグ・ショーという人間の栄光のため、
あるいはお金のために、インブリードが繰り返されてきている。
インブリードとは極近い親子兄弟姉妹間での交配のこと。
どの犬種でも多かれ少なかれ健康上の問題はあるが、
さらに高い危険を導くのは、重ねて繰り返されるインブリードなのだ。
そのような見た目のための交配、繁殖が、
健康面での危険性につながることは明らかだ。
それでもなお、
見た目がよくてショーで望まれる姿のイヌを生み出すための交配を繰り返す。

そして生まれた命はただ与えられた苦痛を背負って、苦しみながら生きる。
その苦痛に疑問すら持たず、それが生きることだと受け入れ、生きていくのである・・・」



私は特に、
この最後の2行・・
これが胸に迫る思いがするのです。
それでも尚、イヌは、
苦痛を背負わせた人間を信じ愛するのだからね。

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我家のニコは、現在4歳。
この病気の発症がないとは決して言い切れないし、
この病気だけでなく、遺伝性の心臓病だって発症するかもしれない。
もちろん、そんな事は望んではいないけど・・・
でも、
もしそうなったら、
その時は、その事を受け入れ、真っ直ぐに向き合うつもりでいます。
だから、その為にも、
こういう病気があるのだという事を
ちゃんと知っておきたいと思っています。

そして、
もしニコが、この様な病気の遺伝子を持っていなかったとしても、
一方では多くのイヌが苦しんだという事実、
今も苦しんでいる子がいるのだという事実を
決して忘れてはいけないと思っています。


尚、ここに書いた事は、
記事として載っていた事の極々一部です。
もっと詳しく知りたい方は、本をご覧になって下さい。
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Commented by エディまま at 2009-01-20 21:05 x
最近、少しずつ日本でもニュースに出てましたね。
イギリスのケンネルクラブの繁殖基準の改正とか。
また、それで色々問題が出るとは思いますが、、、、
エディさんも、もうすぐ5歳なので病気が発症しても
おかしくないし、心臓がいつ悪化しても「来たか~」って
年齢ですからね。今は、早く病気に対する確実な治療が
進むことを望んでます。
Commented by yukari1220y at 2009-01-20 23:43
イギリスで有名なチャンピオン犬がこの病気だったそうで・・・
その子を数多く繁殖に使った・・・と先日小耳にはさみました。
とても悲しい事です。
交配を慎重に・・・そして繁殖基準を見直し、遺伝性の病気がなくなる事を心から祈りたいと思います。。。
Commented by funfunniconico at 2009-01-21 11:15
☆エディままさんへ☆
先日、ブルドッグの件が話題ニュースになっていましたね。
それに最近、『クローン牛』も話題になっているけど・・・
私、なんかあれもどうも疑問の目で見てしまいます。。。

治療に関しての長期的な予後に関する報告が、
今現在はほとんどないため、確立された治療法がまだ存在しないのだそうです。
Commented by funfunniconico at 2009-01-21 11:24
☆yukari1220yさんへ☆
たくさん繁殖に使われた2匹のキャバリアにたどり着いたらしいですよね。
そしてこの病気が、今ではイギリスのキャバリアの三分の一に行き渡ってしまった
とも聞いています。
本当に恐ろしい事ですよね。
私たちが、愛するキャバリアと楽してく暮している一方では、
病気で苦しむキャバリアもいるのですから。
それは心臓病も同じで、生まれながらに遺伝性の病気を背負って来る子が
少しづつでも少なくなって行く事を 私も祈っています。
Commented by とぉこ at 2009-01-21 14:11 x
先ほどドッグファンを買ってきました。
無秩序な交配が行われた結果なのですね。
ちゃんと私達も現実を認識し、高い意識を持つ事が
大切なのかと・・・
でも、ペットショップに居てる子に何の罪もないんだけど。。
それだけに余計切ないですね。
Commented by 沙良 at 2009-01-21 18:33 x
そうなんですよね。
2ヶ月にも満たない生体を展示して販売してる店に
嫌悪は感じるけど、そこにいる仔たちには罪は無い。
いい加減な販売をしてる店にいる仔は
どんなブリードをされ、どんな因子を持ってるか解らない。
だけど、購入して愛情を注いでくれる人がいなかったら
その仔たちがどうなるか。。。
どうしたら良いんでしょうね・・・・
Commented by funfunniconico at 2009-01-22 11:42
☆とぉこさんへ☆
もしかしたら、こういう事はサ・・
今現在、健康なワンコと暮らしている方たちにとっては、
聞きたくない事!見たくない事!触れたくない事!・・・
なのかも知れないけど、
でも現実にこういう問題があるのだという事から
目をそらしてはいけないよね。。

生まれて来た命に罪はないのに、
人間によって生み出された命は、人間によって運命を左右されてしまう様にも思えます。。。
Commented by funfunniconico at 2009-01-22 11:56
☆沙良さんへ☆
自分も含め、人間はなんでも見栄えの良いものを選んでしまう傾向があるし・・・
だけど命って、本当は商品なんかじゃないし、もっと尊み慎重に扱うべきなのでは・・・。
その為にも、繁殖に認定基準はもっともっと厳しくなるべきだと思うし、
私たちも求める側も、こういう問題もちゃんと知り、意識を変えて行く事が必要なのかな~。。。
Commented by lily at 2009-01-29 12:08 x
はじめてコメントさせていただきます。
私の家族であるキャバリア♀5歳が脳炎・癌など大脳の病気の疑いがあり、昨日MRI検査をしました。
結局、今起きている発作の原因は分かりませんでしたが
「キアリ様奇形」であると言われました。
キアリ様奇形が発作の原因とは考えにくく、キアリ様奇形の症状は今のところ出ていないので様子を見るという結果になりました。

キアリ様奇形
初めて聞いた病名でした。
確かによく頭の後ろが掻いていたし、頭を絨毯に擦りつけて唸っていました。
その時に行った近所の病院では皮膚のアレルギーでしょうと診断され痒みとめの薬をもらいました。
しかも、ちょうど外耳炎にもなったので耳が痒いのかも。。。
と思っていました。
まさか、脳に違和感があって掻いていたなんて・・・


動物に係わる職業に対してもっと厳しい取締りを作って欲しいです。
Commented by funfunniconico at 2009-01-29 17:50
☆lilyさんへ☆
コメントありがとうございます。
5歳になるキャバリアの女の子と暮らしていらっしゃるんですね。
遺伝性の脊椎空洞症はキアリ様奇形によるものと聞いていますし、
MRI検査でないと病気の判定もできない・・・とも。

脳炎や癌の疑いというのも、lilyさんの心には大きな負担になった事でしょうし、
愛犬をMRI検査に送り出すのにも勇気がいる事だったと思います。
発作とありましたが、かなり頻繁に・・なのでしょうか!?
心配はつきないとは思いますが、
お薬で症状が落ち着いているという子の例も聞いていますし、
まったく進行しないという例もあるそうなので、
前向きな気持ちでいて欲しいと思います。

最後の一行・・・私も同感です。

あまり掻く様な場合は、洋服を着せたりして皮膚を傷つけない様にすると
良いらしいですよ。

by funfunniconico | 2009-01-20 17:03 | 遺伝性疾患について | Trackback | Comments(10)